vimmerなファイラーvifm
vim使いにぴったりなターミナルファイラーvifm
ubuntuでは簡単にインストールできる.
sudo apt-get install vifm
使い勝手もvimを普段使っていたら簡単にわかる
キー | 効果 |
---|---|
j | 下移動 |
k | 上移動 |
h | 親ディレクトリへ |
l | ディレクトリなら掘る,ファイルなら実行(Enterと同じ) |
C-c or ESC | 動作キャンセル |
C-l | 再描画 |
gg | 一番上へ |
G | 一番下へ |
cw | リネーム |
m[a-z][A-Z][0-9] | 場所をブックマーク |
'[a-z][A-Z][0-9] | ブックマークへアクセス |
v | ビジュアル選択(j,kで移動しながらまとめて選択できる) |
dd | ファイルの切り取り(ゴミ箱へ) |
yy | ファイルのヤンク(コピー) |
p | ファイルのペースト(ddもしくはyyしたものなど) |
Space or Tab | 他方のペインに移動 |
:number | number行へ移動 |
:$ | 一番下へ移動 |
C-g | ファイル情報 |
C-b | 上へ1ページスクロール |
C-f | 下へ1ページスクロール |
/ | 検索の開始 |
:locate filename | filenameでlocateした結果表示 |
:sh | シェルの起動 |
:fil hoge | hogeの正規表現の結果をフィルタリング |
:empty | ゴミ箱を空に |
:e | ファイルをviで編集 |
:! command | シェルでcommandを起動 |
:!! | 上と同じだがvifmに戻るまえに一度止まる(!!ls -lで結果をゆっくり見たいなど) |
:only | 1ペインにする |
:ch | name,owner,group,permissionのどれかをチェンジ(メニューが出る) |
:cd | ディレクトリ移動(シェルでのcdと同じ) |
:s(ort) | ソート方法の変更(メニューが出る) |
:sp(lit) | 1ペインから2ペインへ |
:his(tory) | 今まで訪れたディレクトリストのポップアップ |
:jobs | バックグラウンドジョブの表示 |
:view | 反対のペインでファイルの内容表示 |
:h | ヘルプの表示 |
:marks | ブックマークの表示 |
:sync | 逆ペインを同じディレクトリに |
:q or :x | vifmの終了 |
zo | 隠しファイルも表示 |
zm | 隠しファイルは非表示 |
ファイルの上でddで切り取り,yyでコピー,張り付けたい位置でp
ゴミ箱の場所は~/.vifm/Trash
:com name action
でactionを行うnameというコマンドを作れる
コマンドに与えられる引数は以下の通り
引数 | 効果 |
---|---|
%f | vやtで選択されたファイル |
%F | 他方ペインで選択されたファイル |
%a | 自分で入力する引数 |
%d | カレントディレクトリを表す |
%D | 他方ペインのディレクトリを表す |
例
:com rm rm %f &
rmというコマンドに,選択ファイルを削除する機能を(&をつけてバックグラウンドジョブとして実行)
:com mv mv %f %D
mvというコマンドに選択ファイルを他方のディレクトリに移動する機能を
:com mkdir mkdir %a &
:mkdir hoge
でhogeというディレクトリ作成
%aはなしでもいい.
:com lsl ls -l %a | less
これらのユーザコマンドは以下で消したりできる.
キー | 効果 |
---|---|
:com! | コマンドの上書き |
:delc | コマンドを消す |
ちなみに以下のコマンドはデフォであるのでユーザーコマンドとしては使えない
Reserved :commands ! change cd cmap com d delc e empty fi fil file filter h help his history in invert map marks nmap pw pwd q s screen sh sort unmap view vifm vmap x
また,ユーザーコマンドなどは設定ファイルに書いておくのがいい.
設定ファイルは~/.vifm/vifmrc
ユーザーコマンドの書き方は以下
COMMAND=k=mkdir %a & COMMAND=mv=mv %f %D &
上は
:k hoge
でhogeディレクトリ作成
下は
:mv
で選択ファイルを他方のディレクトリへ移動
また,l(もしくはEnter)での拡張子別の既定のプログラムは以下で設定
FILETYPE=Movie=wmv,mp4,avi,mpg,flv,mpeg,mkv,iso=mplayer FILETYPE=Music=mp3,ogg=rhythmbox FILETYPE=Image=png,jpg,bmp,gif=gnome-open
gnome-openとはシステムでの既定